Crazy Tube Circuits Splash

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2013年末に導入した機材第5弾。Crazy Tube Circuitsのリバーブ[ Splash ]
空間系が大型ペダルばかりになって来ているので小型なリバーブがないかと探してました。MXRサイズリバーブとしては手持ちでTC Hole Of Fameがありますが現在ミキサーを使ってパラレルにして使ってます。で、こやつの良いところはデジタルなんですけど内部完全パラレル、原音をエフェクト回路をとおさず最後段でミックス仕組みになってるところ。Strymonのアナログ・ドライミックスみたいなものでしょう。一応原音はそのままで(バッファーはあるとは思います)エフェクト音を加えていく仕様になってます。そう聞くと納得してしまうパラレル野郎です(笑)

Exciteと言うツマミでリバーブ音にプレゼン・リピートを加えどことなく薄いモジュレーションがかった風味のリバーブ音も作れます。また2モードあるトグルスイッチを使って更にディケイも深く出来ます。

それと面白いのが右上のツマミ。ミキサーなどを別途使ってパラレルにしたい場合はこのツマミを引っ張り上げるとKill Dryになります。わざわざ内部ディップで変更するタイプでないとことは◎
下左が内部パラレル状態、右がKill Dry状態

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Kill Dry状態にしてペダルのスイッチをOFFにするとBypass音が出ます。ですので別にパラレルミキサーでSplashを使う場合はミキサー側にOn/Offのスイッチが必要になります。そうでないとSplashをOffにした途端原音+原音が出力される事になります。

で、何度もしつこいようですけど、DryとWetのミックスの仕方が良いのです。Volumeが別に付いていることも更に便利にしているのですが、Mixはどのポジションでも原音1(原音の音量に変化無し)が出ています。つまりMixレベルを上げていくとWetを加える量が増えるタイプのミックスになってます。なので原音の芯が埋もれる事がないのであります。Mixレベルを左に回しきった時(すなはちWet成分無し)の原音とペダルのスイッチをOFFにしたBypassの原音がかなり近い点も見逃せません…てか、気持ち太いかも。このサイズを考えるとかな〜り優秀なリバーブだと思います…サイズ抜きでも素敵。

Crazy Tube Circuits Splash」への2件のフィードバック

  1. ほほぅ。
    こんなの初めて見ましたです。

    へぇ~
    みため めっちゃアナログですが、
    機能的にはおいしいところをしっかり押さえていますね。
    優れものだと思います。

  2. 主審さん、おはです。雪っすね!!
    そそ、アナログっぽいですよね。しっかりデジタルです(笑)
    MXRサイズのリバーブも結構試しましたがこやつはかなり良い感じです。機能も音も良いと思います。
    ミキサーを使ってパラレルするなら他に選択肢はいろいろありましょうが単体でデジタル・リバーブを使うならアナログ・ドライ・ミックス的なモノが良いですよね。
    StrymonのFLINTとかblueSkyも良いと思いますがStrymonだらけになっちまいますし天の邪鬼オヤジですから違うの試したくなりますね。

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