JOYO RD-3

使用限定でJOYOのエフェクターケースをば。
はっきり申しましてアルモアとかに比べると頼り無さげなブツではございます(^^; ぱっと見と言うかネットでは丈夫そうに見えますけどね。プロ仕様のアルモアに比べたら堅牢具合は太刀打ち出来ません。でもね、めっちゃ軽い←腰悪いのでこれ重要(^^; そもそもエフェクターを組むために購入したのではないので雨風しのげてそこそこ丈夫ならそれで十分??私の場合メインの運搬方法が車なのでいいかなって。

でね、これの最大の魅力はキャリーカートになっているところ。車だから関係ないと仰るあーた、家〜駐車場、駐車場〜スタジオORライブハウスをなめたらいけません(笑)

下の細長い写真はYOJOサイトから転載です。
キャスター付き取手部分を取り外してそのままペダルボードになります。また底面のゴム足が長短になってまして(写真B部分で分かるかな)、ボードを床に置くとスラントして踏みやすくなります。付属にはマジックテープも付いてました。

エフェクターケースがキャリーカートになっているのは数が少なくなかなか欲しいサイズの物がないです。昨今はでかいサイズのエフェクターも多くなっているので奥行きと幅の他ケース内寸の高さも気をつけなければなりません。イボイボのスポンジをぎゅっとしたら内寸○○cmみたいな書き方して欲しいところですね。

さてさて、長い前振りになりましたが、今回はLINE6 HELIXの運搬を楽にするために購入してみたのです。これまで同社製専用リュックを使ってましたが、しっかり出来ているせいか結構重かった…リハの後など宴会始まっちゃうと帰りがきついきつい(^^;
で、何かないかと探してたところコヤツを発見、販売店さんに詳しく寸法測っていただいて大丈夫そうだったのでポチりました。

下写真、どう?(笑)
見事に収まった〜!!!左右は余白1cmないくらい。奥行き方向へは電源コードが収まるくらいのスペースが空きます。サイズ的にはまさにHELIXのために作られたケース(笑)
高さもスカスカではなくイボイボスポンジにギュッとされて運搬中に暴れるくんにならない感じがします。

ぴったりんこよね。
まだ使用してないので善し悪しは言えません。ガタツキとか出ないといいなぁ。

注意:HELIXを使用するには取り出さないとダメ。コード類が干渉します。

Cali76 CDを昇圧

cali76_cd_v18_test

KeeleyのTrue Bypass Looperが来たところでいよいよCali76 CDのテストです。
電池では残量がすぐに減って正常な動作をしなくなるので今回は電源アダプターを使用し、9V・18Vでチェックしてみました。
電圧の違いでBypass音まで変化するのか、気のせいだったのか、またコンプ音自体も変化があるのかのテスト。
電源はGigRig社のGeneratorを使い、18Vには同社製アタッチメント[ doubler ]を使い昇圧です。

机が狭くてぐちゃぐちゃな今日この頃であります。ほんと狭いのよ(^^;
結果ですがBypass音は確かに違えど全然問題無し。電源供給があればちゃんとした性能を出してくれる感じがしました。「High-quality “signal-conditioning” bypass mode」とメーカーの説明にあったようにキチンとコンディショニングしてくれるのかも。電池は消耗が激しかったのでそのあたり関係しているのかな。比較すれば良かったですがそもそも電池を使う気がしないのでパスしました。
気のせいかもしれませんが9Vより18Vの方がBypass音が原音に近づいている感じが…やっぱ違うか…そんな筈はないか←見なかった事にして下さい(^^;

で、やはりヘッドルームの差なのか9Vと18Vでは同じ設定でもコンプ音が違うのであります。18Vは少しHi-Fiで煌びやかさが増す感じ…ユンケル飲んでちょい元気が出てみたいな(笑)テストで使用した竿はTyler Boost / ONでしたのでパッシブな竿ではまた少し違ったニュアンスになるかもしれませんが方向性は一緒ではないかと想像できますね。なにより元気になった分調整範囲が広がるのが良いのであります。Highが煌びやかすぎてカッティングし辛い場合はRATIOを上げてつぶすか原音ミックスで原音成分を下げる…とかね。
とにかくカッティング、めっちゃ気持ち良いです(見辛いですが写真の設定での試奏でした)。後段の歪みモノをBoostする使い方もあり、やはり原音(High-quality “signal-conditioning” bypass)のミックスの威力は大きいですね。

原音の変化を許せない場合はKeeley True Bypass Looperを専用スイッチャーとして一緒に使うつもりでしたが単独でOKの巻きでした。

Keeley True Bypass Looper

keeley_truebypass_looper

Origin EffectのBypass音を確かめるべくKeeleyの1ループスイッチャーをゲット。良い中古がありました。サクッと気軽にテスト出来ますし、今後役に立ちそう?だったのでね。ボード搭載したとしてもスペースをとりません。
説明はいりませんね、ただのスイッチングペダルです。こやつは第二世代のブツとなりますが、Keeleyのこのペダルが昨今ブームになっているミニペダルの元祖なのでは?あの頃他には無かったですよね。この手のペダルにしては妙に高額だった記憶がございます。USEDがあって良かったです(^^;

LEDはON (緑)/ OFF(赤)の表示で電源はこのために必要となります。よって電源なしでも動作します…接点変えてるだけでしょうからね(^^;
単純な回路ほどテストには向いていると思い込んでおります(笑)

さて、これでCali76 CDの性能テストが出来ます。
レンタル倉庫へ電源関連機材を取りに行か無いと…仮住まいは不便です(^^;

Cali76 Compact Deluxe

origin_cali76_cd_1

何故か、コンプ…いってしまいました。以前から気になっていたOrigin Effect Cali76の小型版、原音とのMixツマミのついたCompact Deluxeであります。

コンパクトと申しましても幅はMXRより一回り、んっ?二周り?り大きく、奥行きが妙に長いです。Web等の写真では大して変わらないのかなと思いましたが、並べますと結構でかいです。しかもパッチケーブルのIN / OUTがサイドでなしにトップにあるのでボードに配置した場合さらに奥行き方向にスペースが必要となります。
origin_cali76_cd_2

以下代理店の説明です。

・100%クラスAディスクリート回路
・超高速レスポンスFETコンプレッサー
・スタジオグレード・ディスクリート・プリアンプ
・別個コントロール可能なAttack/Release/Ratio
・パラレル・コンプレッション用DRYコントロール
・3段階の色変化で現すGRメーター
・ギター用に最適化
・高電流/ローノイズ仕様
・ワイドな周波数特性
・高インピーダンス入力
・静音スイッチ
・信号劣化の少ない高品位バイパスモード
・厳選された高級パーツ使用
・9 – 18V ACアダプター駆動
・W66/H41(ノブ含59)/D138(ジャック含142)mm
・Designed and built in England
UREI 1176の設計とプロダクト・デザインを忠実に再現しクラスAディスクリート回路を搭載したオリジナルCali76は、スタジオ・クオリティの1176タイプ・コンプレッションを再現する壮大かつ華麗なコンプレッサー・ペダルです。

昨今UREIもその一つですがスタジオ系を狙ったコンプが増えて来てますね。
でね、「壮大かつ華麗って」…うぉっ、なんだか凄いじゃん!!てな訳で飛びついてしまいました…気になる事はございましたがね。

DRY :コンプレッションされていない音のミックス。←これグッジョブよね。
OUT :ON / OFFでのバランスをとる。←少し上げてBooster的な使い方もありか。
IN :インプットゲインでゲインが低すぎるとThresholdに到達しないのでコンプがかからない。
Ratio :Thresholdを超えた信号を19%から3%の間で圧縮(3%ではほぼリミッター的な使用も可)。
Attac :半時計周りでアタックタイムが長くなる。←圧縮し終わるまでの時間ですな。
Relese :半時計周りでコンプのかかり始めから何もしてない状態になるまでの時間をコントロール。

ThresholdはRatioの可変に伴いそれぞれの値に適した数値をメーカーが設定しているみたいです。
センターにパイロットランプがあり、コンプレッション無し:赤、コンプレッション:オレンジ〜強烈なコンプレッション:明るい黄色と変化します。
INツマミ(入力ゲイン)を調整する場合、自分は明るい黄色になる度合いで決める感じか(録音などする時のピークシグナル的に捉えるといいましょうか…)。
RatioやAttacは通常のコンプと同じ感覚で調整できます。自分はあまりパーカッシブなサウンドにせずナチュラルコンプになるよう設定しました(12時近辺)。そこにDRYをミックスしてよりナチュラルにするも良し、DRYゼロでThe Copm的に使うも良しです。

さて、先ほど記した「気になること」ですが、説明にある「信号劣化の少ない高品位バイパスモード」の事でありました。メーカー英文の説明ですと「High-quality “signal-conditioning” bypass mode」となっております。なんだコンディショニングって??
つまりTrue Bypassでありませんでスルー音も内部回路を通る所謂Buffer仕様となっておりました(電源抜くと音が出ないので多分そうだと思います)。そのお陰でスイッチングノイズはありませんが原音の変化が無いとはいえません。True Bypass仕様のCompでスイッチングした時に「ボツッ音」が出ないのってなかなかないですよね。痛し痒しですね。得てしてBufferを通りますとカリカリ成分が増えたりするのですが、こやつは少し丸まった傾向にあるみたいです。クリーントーンにおいてはまったく問題無くかえって好みの響きになるのですが、歪ませた場合巻き弦を弾いた時のジンジンした元気の良い感じが少し失せます。ちょっと残念なところでした。
テストは9Vの電池で試したのですがあっと言う間に電池残量が切れてしまったのか正常に動作しません…電池食い虫です。チェッカーで電池を計測すると6割程度の残だったのである程度のパワーがないとダメみたいです(電池での使用は無しって事ですね)。そこで電池を2つ用意しなんちゃって18Vでテストしますと(しつこいです)…な、な、なんとバイパス音も変わった感じがするではありませんか。
調べますと確かに説明書には「ベストな性能を得るには18Vのパワーを使ってください。ヘッドルームを稼ぎ、通常のギターの信号のよりクーンな処理を可能にする。またアクティブなギターピックアップなどのホットシグナルの扱いを可能にします。」とありました…バイパス音の変化もこの事なのか?Tyler使う時は18Vなのか?

ほんとかどうかちゃんとした電源環境でもう少しテストしないとあかんです。

続く。

2017のはじまり

xotic_souldriven_ah

謹賀新年なのであります。本年もボチボチっと、スローペースにはなりますが、んっ忘れた頃に投稿?となりそうです(by 初笑い)

上写真は昨年末に購入したXotic SoulDriven AH、Allen Hindsさんのシグネチャーモデルですね。Allenさんは他にもキャビの製作者で有名なBob Burtからシグネチャーモデルを出してます。本人が仰るようにToneノブとMid Boostノブが良い感じに効きまして、竿やピックアップによる鳴りの違いに対しても良いスポットを見つけ易い感じです。Toneのブは流石にMaxだととんがりますがMidBoostとのコンビネーションで痛い成分が抑えられたりします。MidBoostは(アンプのプレゼンスに若干ニュアンスが似てる?)程よくパンチが効きます…コンビネーションでベスポジ見つけるの楽しいです。あっ、別にレビューをするつもりでは無かったのでこのへんで…ついついです。昨年末は時間があればこやつを楽しんでおりました(笑)

それと…
apple_watch_workout

9月からジョギングを再開しまして、マジ3キロ走るのいっぱいいっぱいだったのですが11月頃から10キロオーバーになりまして、12月はなんとほぼ1日おきに12キロ!!日が暮れてから暗闇の中をひたすらオヤジジョグっす。ワークアウト後は身体がボロボロなのでまだまだ体力・筋力が気力に追いついてない状態です。長年運動不足してましたツケですな。
でね、自分としてはかなーり久し振りになりますが12月29日に20キロオーバーを走りまして…自分で自分を褒めてやりました(笑)
てな訳で、今後はほどほどにではございますがワークアウト続けたいと思います…ギター抱える時間が減っちゃうかも(^^;

皆様本年もどうぞ宜しくお願い致します。

BE-OD

friedman_be_od

前評判の高いODをゲットの巻き。
FRIEDMAN BE-OD。FRIEDMAN AMPの音を再現したオーバードライブ。ブラウンサウンドも感じられますね。ODとは言ってもゲインが高いです…個人的にはディストーションですね。Gainツマミ9時前でも十分に歪みます。Gain「0」でも結構な歪んでます。つんざく様な嫌な歪みではないです。グレートなサスティーンです。その反面手元のボリュームを絞るといい感じにクリーン感が増します。絞っても高域だったり低域だったり美味しい成分をあまりカットしないので非常に気持ちが良いです。死語かもしれませんがまさにアンプライクですね。
Tightは低域のブーミーさを好みに出来る感じがございます。高域の成分にも若干影響がありますが、低域のもっさり感をさっぱりさせられる感じです。
Bass / TrebleもEQの範囲がツボを得たセッティングになっているのでピンポイントで好みの位置が見つかります…少し動かすとポイントがズレるので見つけたら印がいいかも。

このペダルは9V〜18Vに対応してまして(注意:スイッチング電源での昇圧には問題があるみたい、壊れちまうとか)、特に18Vでの使用は絶品。ヘッドルームが広くなるからでしょうかより太くガツンと来る感じです。購入された方は是非昇圧モードも試したほうがいいですね。9V〜18Vの間に良さげなスポットが見つかるかも…って、誰になんのために言ってんだろぅ(^^;

Overrated Special

overrated_special
overrated_special_02WAY HUGEがJoe Bonamassaのために(ホントかっ?)デザインしたと言うDumble系OD。
Overrated(=過大評価)Specialなんてネーミング怒られないのか(笑)
ここ半年のうちに結構優秀なDumble系ペダルがでておりました。かなりそそられておりましたがSimble Pedalと同等であっても凌駕する程ではなく、また丁度デジタル期に入っているので暫くペダルは買わないつもりでした。まぁ面識があるBonamassaさんですしね(一度間近で会っただけ^^;)、グレートなサウンド出してますし、ダンブルですし…持ち帰りです。
こちら世界限定1,000台、うち日本国内96台限定発売なんですと。

4つノブってのはやはり見た目にダンブル系ですね。Volume・Drive・Toneはどのペダルも殆ど一緒です。残りがVoiceだったりContourだったりメーカーそれぞれなんですがこやつは500Hzのノブとなってます。ローミッドのコントロールですね。Dumble系がお好きな方にはうれいしい細い〜太いを調節出来ます。
Driveは他のDumble系より歪まないかな。Sweet HoneyをDumble系とするならそれよりは歪みますけど。この歪み、絶妙のレンジにフォーカスされてる感じです。もう少しDriveが欲しい、いやっこれで十分、のギリギリのラインの歪み幅。
Toneも結構効きます。カールトン・ロベン先生のハイトーンのニュアンスは出せると思います…竿しだいですけど。
もう死語となりつつあるアンプライクな感じ、こちらも勿論そのお仲間ですね。Dumble Toneに求める巻弦のバイト&バウンド感もありますし、ギターの倍音をちゃんと拾って、竿それぞれのニュアンスが出ます。何でも一緒になっちまうペダルではないです。

でね、このOverrated Special、同社製のGreen Rhino MK2に似てないか?なんて動画がアップされてまして…マジ似てる(笑)細かいニュアンスは実機で試さないとわかりませんけど。Green RhinoはMichael Landauのボードに乗ってるって噂も。(リンク貼ろうと探したけど見つからず…削除されたか?^^;)

こちらご本人のビデオ、Bonamassaさんアンプ持ち過ぎっ(笑)
結構ファジーに聞こえますが、うちのアンプだといつものDumble系よりだった。

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House Levelで弾いてみた感想でした。ちとワクワクしたかも。

Helix Firmware v1.06.0

helix_1.06

知らぬ間にバージョンアップでした。winter Nammが終わったあたりなのかしら。今回のバージョンアップでMatchlessのDC30のチャンネル1・2・1と2のジャンピングが追加されました。それとPaul Cochrane Timmy・Benadrian Kowloon Walled BunnyタイプのOD等モジュレーション系、ピッチ系含め10種類が追加されました。
好きなタイプのペダルが増えて来た感じです。Dumbleよ早く来いっ(笑)

Line6 Helix Patches

helix_patches_01

line6 Helixの有料パッチを講入してみました。実はHelixをゲットして直ぐにDLしてまして参考にしてました。
Glenn DeLauneって方のパッチです。この方Line6の他、Roland Boss等マルチのパッチを販売してます。
全12種類で現在ボーナス+1のセツト販売でした。パッチの内容としてはハードロック系が多いかな。

で購入したパッチのルーティングを見てみると、考えつかないエフェクトブロックの配置にびっくり、良し悪しは別として参考になります。
実物のエフェクターでの音作りや配置を深く知っていて、プリ・ポストで音の特性などサウンドメイキングに必要な基礎知識があってこそなんだろうけど、それにしてイマジネーションが豊かでないとこのルーティングはなかなか構築出来ないだろうなぁ。結果出音が良ければどんなルーティングにしても、たとえループにコンプが3~4・ディレイが4~5入っていようと知識と狙いが合えば0K、そう思わせてくれます。

helix_patches_02*先頭写真は販売のHPに載っていたもの、上の写真は自分で撮影したのでぼかしその他消えてるブロックがあったりします…流石にまずいよね(^^;

この方Dumble系を考えているようで楽しみです。Line6がバージョンアップで追加してくれれば越したことはありませんけど。

追記・・・HelixとKemperの比較ビデオがいくつかアップされてます。そのうちの1つです。
デフォパッチ比較なのかな?・・・何とも何とも、やはりKemperくんゴイスーです。
ただね、そもそもKemperくんとは音作りの考え方が違うと思うのでありまして、個人的にはAxe-fxとの比較が見たかったかな…とは言ってもやはり出音が全てなのでありますが(^^;

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