あれから1年

早いもので新居に入居してから本日でちょうど一年目です。
仕事の合間に少しずつ整理しまして、なんとかモノの場所が把握できるようになった感じ。なにせ照明のスイッチすらどれがどれなのか迷ってましたから。風呂やトイレの使い方とかね…設備が違いすぎ。今まで過ごして来た家に比べてそりゃー四半世紀以上立ってますから当然ちゃ当然か。慣れてしまえば快適なんでしょうけど、精神的にてんてこ舞いでした。この歳での引越しって結構大変すね。

贅沢させていただいた何ちゃって防音室ですが、未だに音を出すまでのルーティングを迷ったりしちゃいます。身に染みてないって言いますか、自分に合う使い勝手に出来て無いのであります…ある程度は機材入れ替えによって変わってくるものですから仕方ないにしてもベーシックな部分くらいはよ覚えろよって事ですね。

防音室ですが、db的には105dbくらいまでは耐えられる感じでした。これ以上音量を上げますと下の階に聞こえてしまいます。音留めって大変ですね。念願のアンプボリュームフルアップは無理でしたがほぼ納得のいく仕上がりとなりました。
大音量だと音疲れしてずーっと弾いてられませんしかえってちょうど良かったかも。アッテネーターやらオーディオインターフェイスが良くなっているのでストレスありません。

キャビからも音は出しますが、DIやFractal経由でモニタースピーカーから音出ししている方が多くなってます。
ゆくゆくはキャビの音をマイク録り、DIとミックスなんて事も実験出来るような環境にしていきたいと…妄想ですけど。

部屋をぐるっと囲った調音材はいい感じ効いてます。収納やら床のタイルやら防音室には向いてい無い反射する平面だったり、素材をカバーリングしてくれてる気がします。

壁に部分的に塗った珪藻土が良かったのかこの冬加湿器無しで湿度40%を切らなかったのはナイスでした。これは楽器にはありがたかったです。1年通してネックが全く動かなかったってことはありませんが、今までと比べものになりませんでしたね。

とまぁ、そんな1年でした。各方面の方々に感謝です。

防音室-3

2017年12月14日から2018年1月30日の記録

工事中です。
決定図面は後々掲載予定。素材選び、配線方法、防音のグレードなど矢継ぎ早に決定し、気がつけば着工、軽量鉄骨工事、そしてボード壁工事、と順調に進みました。

守秘義務があって構造がそれと分かる写真をアップ出来無いのが残念です。
軽量鉄骨で部屋の中に部屋を作っている感じ。
ドラムが叩ける程の完全防音ではありませんが、それでもかなり壁の厚みがあったりします。
上写真の窓は隣の部屋同士の気配を感じられるように設置。多少外光も入るので一石二鳥。

その窓から隣の部屋を望む。壁厚いです。

一応二重扉になってまして、写っているのは外側の防音ドア。

ギター用のクローゼット。贅沢しちゃいました。

ギタークローゼットの横に建物のパイプスペースがあって一面を有効活用出来なかったので、何かひとひねり的にデザイン。奥は収納とクリーン電源用のトランス置き場。
窓は外窓。防音には窓など無い方が良いに決まってますが、空気の入れ替え光の入れ替え(笑)がないと健康で健全な心でいられ無い気が…。よって無理言ってアコースティックエンジニアリングの担当者様に工夫していただきました。

古材不燃木(アメリカ産の廃材を特殊な液体で加工して燃え無いようになっているのだとか)下地は楽器の湿度対策を考え珪藻土で塗装。他、調音&吸音用のパネルを貼る以外の箇所は珪藻土と木目調のパネルで仕上げ。

防音室-2

部屋の大きさレイアウトを変更する事5度目。ようやく上図まで辿り着いた。扉位置、窓、室内窓、収納などサイズや設置場所もほぼほぼ決定。
上の図は3度前の定例会で受け取ったものだが、実はこの後さらに微調整のものが2案…迷い中なのであります。近々防音室の定例会があって最終図面を決定する予定。
机の位置をどこにするか?写真上部ではなしに右壁に向かう形で決定か?それによって壁の中を通した各配線の出入り口が決まるので迷える時間も限られてきた。

防音室-1

防音室を作るため打ち合わせが始まりました。
夜中にスタックアンプのメモリ5/10くらいまでボリュームが上げられるような部屋が目標。さすがに常々爆音での演奏は疲れそうですが、音作り等必要な時には上げられる部屋を形にしたいところであります。
デスクとPC、ミキサー、ギター収納庫、天井にはモニター、キーボードスペース、そしてスタックアンプを効率良く配置。そんな希望を話しまして設計会社様に図面を起こしていただき、出来てきた図面が上記のプラン。
このプランの他にも音の響き、吸音、反射を考えて、おぉ、これが防音室かっ!!って感じのプランもございました。でもね、かっちょ良く理想的なんだろうなぁ〜と思いつつもちと狭いなぁ…と。グレードアップすればするほど狭くなる(汗)図面から実際の空間を想像出来ないのもありますが、なんかね…もちょっとどうにかね…。
設計会社様サイドからしますと音響に関しては妥協をしたくないところでしょうが少しでも空間を取ってもらえるよう無理なお願いをしましてほぼほぼ決定した図面がこれなのであります。間取り的にこれが限界ですな。デシベルをぐぐんと下げるために2重壁になるので結構空間を圧迫します。更に吸音材をぐるりと回しますので仕方なしです。バンド練習なんてーのは夢のまた夢ですな。
今後は個人的な使い勝手を考慮して機材の配置やら、それにともなってモニターやミキサーの設置場所を決め埋め込み配線、電源BOX等の位置出しになってくると思います。また遮音壁のグレードアップや高性能鋼鉄ドアへのチェンジ等、オーバースペックには注意してながら自分の使い方にあった部屋にしていくつもり。

リビングから出入りする部屋なので、中で人の気配が感じられるようFixのガラス窓を設置。防音上なるべくなら外窓は設けないほうが良いので今回の計画では無し。よって自然光がこの部屋には差し込みません。リビング側に設けたFixのガラス越しに自然光を取り込む予定。

あと何年弾けるか分からないのにギター部屋なんか作って良いのだろうか???正直ぷち罪悪感もあったり…手放しで喜ぶって〜のはなかなか難しいものですね(汗)

破れおった。

nasuka_guitarcase

超絶軽いナスカのギターケースです。オジさんには助かっております。
でね、まだそんなに使用している訳ではないのですが気が付くとがヘッド付近のポケット横あたりから中に入っているギターが見えているではないですか!!これじゃ雨が入っちまう。って事で修理して頂く事にしました。

使い始めて1年は経っているのでさすがに無料ではないみたいです。メーカーの電話口の方がレアケースなんて仰ってた通りこんなところ普通はほつれないっすよね。ちと残念。

Cali76 CDを昇圧

cali76_cd_v18_test

KeeleyのTrue Bypass Looperが来たところでいよいよCali76 CDのテストです。
電池では残量がすぐに減って正常な動作をしなくなるので今回は電源アダプターを使用し、9V・18Vでチェックしてみました。
電圧の違いでBypass音まで変化するのか、気のせいだったのか、またコンプ音自体も変化があるのかのテスト。
電源はGigRig社のGeneratorを使い、18Vには同社製アタッチメント[ doubler ]を使い昇圧です。

机が狭くてぐちゃぐちゃな今日この頃であります。ほんと狭いのよ(^^;
結果ですがBypass音は確かに違えど全然問題無し。電源供給があればちゃんとした性能を出してくれる感じがしました。「High-quality “signal-conditioning” bypass mode」とメーカーの説明にあったようにキチンとコンディショニングしてくれるのかも。電池は消耗が激しかったのでそのあたり関係しているのかな。比較すれば良かったですがそもそも電池を使う気がしないのでパスしました。
気のせいかもしれませんが9Vより18Vの方がBypass音が原音に近づいている感じが…やっぱ違うか…そんな筈はないか←見なかった事にして下さい(^^;

で、やはりヘッドルームの差なのか9Vと18Vでは同じ設定でもコンプ音が違うのであります。18Vは少しHi-Fiで煌びやかさが増す感じ…ユンケル飲んでちょい元気が出てみたいな(笑)テストで使用した竿はTyler Boost / ONでしたのでパッシブな竿ではまた少し違ったニュアンスになるかもしれませんが方向性は一緒ではないかと想像できますね。なにより元気になった分調整範囲が広がるのが良いのであります。Highが煌びやかすぎてカッティングし辛い場合はRATIOを上げてつぶすか原音ミックスで原音成分を下げる…とかね。
とにかくカッティング、めっちゃ気持ち良いです(見辛いですが写真の設定での試奏でした)。後段の歪みモノをBoostする使い方もあり、やはり原音(High-quality “signal-conditioning” bypass)のミックスの威力は大きいですね。

原音の変化を許せない場合はKeeley True Bypass Looperを専用スイッチャーとして一緒に使うつもりでしたが単独でOKの巻きでした。

Fender Music Backstage

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FenderのShowcase [ Fender Music Backstage ]へ行って来ました。一度は訪れたいと思ってましたがなかなかチャンスがなくやっと念願かないました。
渋谷区某所の地下秘密基地ですね。入口にはライトアップ看板、螺旋階段を下りビロードのカーテンをくぐるとそこは…(笑)

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入口脇の壁面にはアーティストがサインした色とりどりのボディがジグゾーパズルの様に散りばめられていました。

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少し先にはリペアー工房。楽しそうな室内です。こんな部屋欲しいですな。

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Custom Shop LOGOを過ぎると立派なサロンが広がります。

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こんな場所で友達と音楽談義で一献出来たら最高でしょうね!!

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ソファー脇にアンプ、壁一面のギターキャビネットにゴージャスなお子達。いやー素晴らしい。

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他、ちゃんとした試奏ルームもあるみたいですが、それは今後機会があれば。試奏したら持ち帰らないといけない雰囲気だものね(笑)

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Gibsonも素晴らしかったですが、流石Fenderです。二大巨塔恐るべしであります。
滞在1時間と短い時間ではありましたが良い経験が出来ました。

2016楽器フェア

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某楽器店様から無理矢理チケットを頂いて行って来ました…某スタッフの方ありがとうでした!!
やはりギターショーとは違ってくくりが「楽器」と言う事はありますね。初日ではありましたが、金曜日の昼間とは思えぬ賑わいでした。
チケットを頂いた楽器店様のブースを訪れると神戸の有名店『TONE BLUE』のオーナー様がお見えになってまして記念撮影です。顔出ししたくありませんでしたが(^^;
一昨年神戸でお会いして以来でしたが元気そうでなによりでした…社長、なんだか若くなりません?。山野楽器のブースへオリジナルブランドギター[TB Guiarworks]の出店でお見えになってました!!かなりの本数をご用意してましたのでわざわざ神戸に行かずとも試奏、個体差チェック出来るチャンスです…フェアお越しの際は是非!!

山野楽器は新ブランド[ Wisdom ]をメインに展開してました。なにやら○ベ○モデルっぽいスタイル(笑)…なんとした事は写真撮り忘れ(^^; リンク先で確認してね。

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Line 6のお立ち台で、New Amp [Spider]の説明準備中の阿部さんです。

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そして、その説明セッションで阿部節中。かっこいいやね!!

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会場内を歩いているとまぁ、なんと、Allenさん発見!!
ほんとかどうか、リップサービスかどうか、夏のライブを見に行った事を話したら…覚えてるチックな事仰ってました(笑)

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Xoticのブースでシグネチャーモデルのギターとエフェクターのプロモーションで来日です。最終日には実演があるのだとか…残念。
そのエフェクター「Soul Driven」…すでに予約済み…魂だしね(^^;

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Xoticブースでまたまた記念撮影、with ToneBlueの社長さん。アレンさんかっちょえぇわぁ!!…ほれてまうやろっ!!

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ドラムのブースでトミーのスナイダーさん発見…生後醍醐だぁ(笑)40周年の〆ライブやるからサンプラザへ来てね!!!…ですと。

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なんだか記念撮影大会になってしまいましたが、会場内YouTubeで目にする超絶ギタリストがそこかしこでガンガン弾いていたり、老若男女積極的に楽器を触り、プレイしているのが印象的なフェアでした。
RolandのTone Cube、ロベンモデル試奏するの忘れてしまったのが残念の巻きでした。

順反りませんか?

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秋ですね&うすっ寒くなって来ました。
7月に転居してマンション暮らしも早三ヶ月が経とうとしております。マンションは気密性が高いのかここのところ部屋の湿度がグンと下がって来ております。今までは冬でも除湿メインで加湿は頭にありませんでした。急にギターが弾き辛くなりましてめちゃ順反りしてました。ロッドの調整でとも思いましたがこれ以上ギターが悲鳴を上げない様まずは自然治癒、部屋の湿度コントロールです。
ネット調べて評判の良いものを選びました。もっと素敵なデザインのものもありましたが、ほどほどのサイズでメンテナンスが楽なものを選びました。
三菱重工のroomist、スチームタイプの加湿器。湿度設定が5%刻みで出来るのが◎ プラズマW除菌で臭いを抑える←これ重要よね。最新の機種ではないので価格が定価の6割程度なのも嬉しいところでした。
スイッチを入れた直後部屋の湿度は38%、設定を50%にして3時間経過後床に置いたroomistのデジタル表示は56%、テーブルの上にあるアナログ湿度計は丁度50%をさしてました。
これでネックが元に戻ってくれますといいな〜!!

LPのピックガード高

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57GTですが、どうも59CSBに比べてカッティングがし辛い。
実は59CSBを購入すべく試奏をしてる時からピックガードの高さが違う事に気が付いておりました。デフォの基準高がどうなのかは別としてやはりカツコツ鳴るのは気持ち悪いので下げる事に。ピックガードに指を置きたい場合はどちらが良いのか微妙。

こちらGTのボディとピックガードの隙間。
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で、こちらが59CSBその1
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その2
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5mmくらい差がありましたでしょうか。ピックコントロールがなってないと言ってしまえばそれまでですが、やはりへたっぴなりにも気分よくカッティングしたいのであります。
で、調整後
sukima_03めでたしめでたし。