Martin OOO45とトレードして手に入れました。これで2ヶ月連続のレスポール買い…自分でも呆れます。
ショップへ行かなきゃ良かった?、弾かなきゃ良かった?
持ち出しが無かったとは言え、とっておきを出してしまった虚しさ侘しさは残ります…今更でしょうけど。
代わりにやって来たこの娘、素晴らしいです。ジャラーンとするとフレットに乗せた指が振動します(大袈裟ですが)。アコースティックギターみたいな感じがしました(これまた大袈裟ですが)。
57 Gold Topでレスポールは打ち止めと正直思っておりましたし、Cherry SBなんて歳でもないとも、でも鳴らしちゃったのであります。
軽さ故太さがスポイルされているのではと思いましたが、なんのなんの弾き比べするとそんな事もなく出音も大きいです…と言うより大きく聞こえる。そもそも生鳴りがでかい。サスティーン、バイト感共にグッジョブ。クリーントーンでもODでもちゃんと鳴ってくれます(やはり大袈裟ですね)。
見た目虎杢がバッチリ出ているゴージャスさはありませんし、妙な切り株っぽい目が透けて見えるあまり色っぽくない顔つきですが、それがかえって渋い感じになっております。Cherry Sunburstもバッチリ虎杢に比べますと落ち着いた着色になってます。あばたもえくぼなんて良く言ったものでなんだか絵画・油絵チック見えてしまいますw
基本的な作りはTrue Historic 57GTと似てますが、ところどころ59ならではの仕様になってます。ですのでネックなんかはちょい細め…この辺はちゃんと再現されてるのかな。あまり詳しくないのでリアルヴィンテージの差異が分かりません(^^;
Agedですが、こちらTom Murphyさんではないので57GTに比べますと多少ヘタクソです(笑)
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2015年5月より「Historic Collection」シリーズを次なるレベルへ引き上げるべく、
今まで生産効率やコストなどの事情で実現が難しかった部分までいよいよ手を入れ、ビンテージレスポールの何たるかを極限まで徹底的にこだわった究極のリイシューとして誕生したのがこの「True Historic」シリーズです。
カスタムショップ内からこのプロジェクトのために選りすぐられた高いスキルを持つクラフツマン約15名が、
その多くの作業を手仕上げで行い、ステップごとの仕上がりを確認しながら作り込んでいくという、
“ビンテージ”が作られていた時代の製法を限りなく踏襲しているのが特徴です。
過去最高の完成度を誇るリイシューモデルでGibsonのフラッグシップモデルとして位置付けられているこの「True Historic」…。
手に取って頂ければその出来栄えは一目(聴?)瞭然なのですが、材、製造方法等々拘りまくったモデルが故、生産本数が極少なのです。
残念ながらどこでもお目に掛かれるという代物では無くなってしまいました。
そんな中今回入荷のこの1本はちょっと衝撃の重量でした。
当店の秤で3.56kgという数値が出ております。
ここまで来ると秤の誤差による微妙な差異の可能性に関して
付け加えないとならなくなりますが、とにかく今までに体験したことのない軽さです。
そしてそのライトウエイトが故の抜群の鳴りの大きさ、倍音の豊潤さはレスポールに精通したお客様にも
驚いて頂けると思います。
とある資料によれば1952年~1960年までのレスポールの中で平均重量が最も軽かった
1959年のオリジナルバーストの平均重量が約3.86kgだそうですから、
この個体の約3.56kgという数値がいかに軽いかが分かります。
ヒスコレのさらにグレードアップバージョンとして誕生したTrue Historicシリーズですが
かねてよりより厳選したウッドマテリアルの使用による軽量化、サウンドの質の向上が指摘されてきましたが
その集約型ともいえる圧巻の1本です。
- 色:サンバースト系
- 状態:S :新品
- 製造年:2016年
- ピックアップ:パッシブ
- ピックアップ構成:HH
- フレット数:22フレット
- ネックスケール:ミディアム
- 重量:3.56kg
- ボディ材:メイプルトップ/マホガニーバック
- 指板材:ローズウッド
- ネックジョイント:セットネック
- ネック材:マホガニー
- 付属品:ハードケース