銀座山野楽器で行われたFenderのイベント時に預けたテレが帰還です。
ネックの調整とフロント / リアのマイクバランスを合わせて頂くために山野へ行くとイベントFender Premium Collection 2014が催されていて直接リペアの方とお話しする機会に恵まれました。
調整が始まり細部を点検、調整箇所以外にもいろいろと提案をして頂きまして、レリック部分に手を入れて頂く事にしました。具体的にはネジとかスプリングのレリック(この場合サビ)を長期使用可能状態に戻すという事です。上の写真ではブリッジのオクターブ調整用スクリューとスプリングになります。調整前のラージサイズの写真がないので比較をお見せできませんが赤サビを程よく落としてくれています。なるべく音に関係する箇所は触らずに後々困らない箇所を手直しです。
もともと茶色くレリックされてましたけどこちらも少しサビ落としです。
Fenderではネジなどのレリックをスクリュー部分から頭ままですべて錆びさせています。ネジの頭だけ錆びさせるのは面倒でしょうからね。しかし本来ボディに埋まっている部分はそんなに錆びていないものですよね。その部分が錆びていると膨張したりしましてボディにも良くないですし、抜けなくなる原因にもなるのだとか。
ちなみに以下山野楽器のサイトにあった兄弟テレの画像です。少し茶色の錆び具合が分かるかも(クリックで拡大です)。無断で転載してますので叱られた場合は削除します(^^;
プレイアビリティや音に直接関係する調整ではありませんがユーザーにとってはありがたい仕事ですよね…感謝です。
帰還おめです!
ねじ全体をサビさせちゃうんですか????
ひょえ~表面だけサビや酸化したっぽい塗装してるのかと思ってましたよ!
そりゃあお仕事的にはアウト!じゃないですか!
なんか一度つけたサビを落とすってことだと、
またサビが広がっていったりして・・
定期的にサビを落とさないと気が済まなくなっちゃいませんか?
ギター全体やボディ加工に関しても基本的な考え方が、
同じような考えだと、ちょとレリックも善し悪しですねぇ。
まあ、ボディなんかは傷や塗装なんでOKだとは思いますが。。
で、ギター自体はどうなんですか?!(笑)
師匠のテレみたいな、シビアちゃんなんでしょうか?
リアの音聞いてみたいっす!
主審さん、こんちは。
どもっす。帰って来ました。
ネジの件ですがどうもそうらしいです。私の個体はそうでした。ビルダーによっても違うかもしれませんがジェイソン君はそんなふうにしちまうのかもしれません。
年代モノのギターはモノによっては中まで錆びてるのもあるでしょうからグレーゾーンってところでしょうか。
サビの再発防止の対策はしていただいたみたいです。方法は今度。
他の箇所に関しましては普通の工程と同じ作業で組み立てているのでしょうから気遣う点は今回手を入れていただいた箇所くらいだと思います。
ギターはですね…今度お持ちします。やや腰高、竿自体の軽さからか巻き弦がどーんと出る事はないです。よく言えばブーミーにならず輪郭がある感じです。
師匠のようなテレとは思わないようにしてます…だって弾けなくなっちまうじゃないですか(^^;
いやー、ばきばき弾いてください。(^^;
軽いバージョンの音だし大会したいっすね。
僕のほうは全く新製品ないですが・・・
cont師匠、どもです。
只今徐々ではありますがリハビリの最中です。なんだか指が重いです。
音出し大会宜しくお願いします。私もこれといって出来ることもありませんが、Jim Kellyあたり持ち出してみたいです。