Comp

tbcfx_comp

昨年手放したAYAR-comp、クリーントーンでのカッティングには最高のペダルだった。ただ個体差だと思うのだが私の所有していたものはスイッチングノイズがかなりあった。少々オーバーだが、ペダルを踏んだ途端アンプのスピーカーが破裂したのかってほどだった。結局そのノイズに嫌気がさし嫁に出してしまったのだ。その後コンプの必要はあまり無かったのだが、使用しないとカッティングの下手さが丸出しで音を出すのが恥ずかしいじゃん的楽曲が出てきてしまった。暫くペダルを購入するのを控えようと思ったのだが….

[OKKOCOCA COMP]・[Demeter – Compulator]・[FUCHS – PLUSH Compressor]・[TBCFX – Compressor]の4台を試奏させてもらった。
Fenderのカスタムショップ製テレキャスターに2台づつを直列しやはりFenderのアンプから音を出した。
まずはスタジオラック系のCOCAとチューブアンプメーカーが自信を持って作り出したPLUSH Compressorを交互にスイッチしながらテスト開始。コンプレッションの可変幅は若干FUCHSの方が狭い感じがした。ノイズの量は同じ位。両者ともマイルドな音。いや~困った、いきなり選べない状態だ。当たり前だが音の好き嫌いで決める以外ない。でとりあえず原音をより素直にコンプレションしている感じのOKKOを残した。
続いてCOCAとCompulatorを….先ほどより甲乙つけ難い。で、艶っぽさって~のかな、音を言葉で表すのはナンセンスだが私的にそう感じたCOCAをまたまた残した。しかしOKKOもDemeterもFuchsもコンプ感・中域の音色傾向は似ている。
最後に残りのTBCFXと比較。カッティングした感じはホンノ若干だがOKKOの方がファンキーサウンドでナイス….思わずロントレしたくなる。だがソロ弾きでは圧倒的にTBCFXが弾きやすかった。指弾きでもピックでもかなり気持ちがいい。私の場合クリーントーンと言うある意味目立つ状態で使用する率が多いので、弾きやすさ、気持ちよさが重要なのである。勿論OKKOのカッティングサウンドは最高だがトータルに考えてTBCFXに決定!!
選んではみたものの、TBCFXFUCHSDemeterをもう一度比較したらどちらに軍配が上がるか?である。それほどどのペダルも素晴らしいのである。