OP-1での(11)

パラレル用ラインMixerの続きをば。AKGさんから届いた筐体のイラストを元に説明。

全面パネルの説明:上イラスト
[スイッチ]
Loop On/bypassスイッチ:このMixerをスルーした時と入力した時の音のバランスをとるために使用
Buffer On/Offスイッチ:仮に音質が劣化したときに使用
Closs/Addスイッチ:1Chと2Chで使用する場合はAddモード(原音1に対してwet音をプラスするミックス)、3Chで使用する場合はClossモードにする。

[ツマミ-上段-]
Send Level:エフェクターへの信号レベル(1Ch,2Ch,3Ch使用共通)
Mix Level L/R:スイッチがAddモードの場合は原音に1対して加えるエフェクト音量の増減となる。スイッチがClossモードの場合は左に回しきると原音のみ、12時で50:50、右に回しきるとエフェクト音になる。当然右へ回すと原音のVolumは下がっていく。

[ツマミ-下段-]
Dry Master:背面Dry Outからの出力を調整する。
L/R Channel Master:背面L/R Outの出力を調整する。

背面パネルの説明:上イラスト

From Amp:PreAmpからの入力
[Amplifireセクション]
To Powe Amp L/R:PowerAmpのInやセンドリターンのリターン側へ出力
Dry :原音のみ独立の出力となる。(PowerAmpのInやセンドリターンのリターン側へ出力)

[Loopセクション]
Send:エフェクターへの出力
ReturnL/R:エフェクターからのWet信号の入力

仕様は、背面図を見ればいたってシンプル。AmplifireセクションのOut Put MonoだけをPower Ampに繋げば通常使用の1Ch。L/R両方を繋げばStereo、Dry OutをPower AmpとL/RをパワードスピーカーもしくはPAに渡せば3Chで使える。
3Chで使うときのみ上記したようにCloss/AddスイッチをCloss側にし、Send Levelを調整し、Mix Level L/Rツマミを右に回しきって使用する。こうすると背面To Powe Amp L/Rからはエフェクト音のみが出力される。
また背面Dry Outへ繋いだPowe Ampからは原音のみが出力(Dry Outからは独立した原音が常に出ている)されるので3Chになると言う仕組みだ。

今回筐体サイズは横幅・高さともOP-1と同様、奥行きのみ可能な限り小さくする設計をしていただいた。真空管ミキサーの結果はいかに!!

 

OP-1での(11)」への2件のフィードバック

  1. いやいや、これよく考えられてますよ!
    関心です。

    Mono,Stereo,3Wayって書き方の方が自分的にはわかりやすいかな。3Way以外は完全DRYは不要ですものね。
    納得です。

    しかし凄いのはこれがMixer部分だけで、プリアンプ側はプリアンプ側で多彩なコントロールを持ち合わせてるところですね。
    完成が非常に楽しみになってきましたね!

  2. >主審さん、どもです。
    おーっ、そーっすか! もう一つ二つセンド・リターンが欲しいところではありますが…。
    仰る通り3Way以外はDry Outは不必要です…ご理解感謝です。

    結局大きさはOP-1と同等(奥行きは短いですけど)なので2U分は占拠してしまうかっこうです。どうせならオールインワンもって事も考えましたがMixer部を分けておくと他でも使えるかなと…。
    どうなりますか…楽しみでございます。

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