DMC-6D解説的動作チェック-1

dmc_6d_test
Disaster AreaのMidi Foot Controller [ DMC-6D ]。
主に空間系軍団の一括パッチチェンジで使う予定なので表面のFinishをPowder Blueを選択←数色から選べます←私にとってのvintage color。Firmwareが[Ableton Live / Mainstage /DAW]・[Universal Strymon / Eventide / Line6]・[Fractal AxeFx]・[Egnater / Randall MTS Series]用といくつもございましてStrymon / Eventideにしました。特化してますが融通が利かない可能性もございますので将来性はどうなのか…分かりません(^^;
やっと手があいたので到着後手つかずのブツを箱から取り出しました。動作チェックしないと(^^; 同時にオプションでExpander Switchも注文しておいたのでそちらもです。

Strymon3兄弟のMobius・TimeLine・Big Skyを繋いでチェックしました。
Strymon/H9に最適化してるだけあって設定の仕方はかなりイージーでした。同社DPC5を導入した時のトラブルもなくすんなり動作しました。
それぞれペダルのGlobalセッティングで設定(他Midi設定も下図の通り)して各機器をMidiケーブルで接続。
dmc_6d_test_2DMC-6DにはPreset・Scrolling・Looperと3つのモードがあります。LooperはTimelineのみの機能ですね。自分は使わないのでこれはスルーです。PresetとScrollingは下図のFボタン長押しで切り替わります。

[Presetモード]はディスプレイ左に数字(Bank)が表示されます。A・B・D・Eボタンが各パッチスイッチになります。バンクは30まであってFスイッチがバンクアップ、Cスイッチがバンクダウンとなります。因みに30の次は1に戻ります。

写真の状態はバンク1(1/30)のAパッチと言う事になります。
preset_mode

PresetモードではデフォルトでAスイッチを踏むと
[1-A] Timeline : 00-A、Mobius : 00A、BigSky : 00-A
そしてB
[1-B] Timeline : 00-B、Mobius : 00B、BigSky : 00-B
そしてC
[1-D] Timeline : 01-A、Mobius : 01A、BigSky : 00-C (BigSkyは00バンクに3つのパッチがある)
そしてE
[1-E] Timeline : 01-B、Mobius : 01B、BigSky : 01-A
と各ペダルのパッチ順に切り替わります。踏んだスイッチをもう一度踏むと全てのペダルがバイパスになります。

[Scrollingモード]は左の上下A・DがMidiチャンネル1(今回はTimeline)のパッチのアップダウン・バイパス・Midiパスを選択するスイッチとなります。同じようにB・EはMidiチャンネル2、C・FはMidiチャンネル3となります。

下写真はAに接続したMidiペダルをスクロールしてパッチを切り替えている状態です。Aの1DownでBypass、1Upで上のパッチ。
scrolling_mode

[マッピングをする場合]一旦Scrollingモードに入って各アップダウンでそれぞれペダルのパッチを決めた後にFボタン(右上のボタン)の長押しをします。すると表示がPresetモード時の数字だけになるので1~30あるバンクの中からC・Fボタンを使ってバンクを選び、A・B・D・Eのパッチボタンの中から保存先のボタンを長押しする。表示にSAVEとサインが出たら完了。Presetモードデフォルトでは順番で各ペダルのパッチが昇降しましたがマッピング設定をすると瞬時に各ペダル任意のパッチに切り替わります。この場合も同じスイッチを踏むとバイパスになります。

今日はここまで&Big Skyはいずれ。

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DMC-6D解説的動作チェック-1」への16件のフィードバック

  1. 空間系&モジュレーション圧巻ですね?Free The Toneも開発しているようですが私の場合
    ラック系のG-Forceで落ち着いていて、ペダル類はtcのAlter EGOで今のところのりきっております。Time Lineが音がよく一番人気がありそうですが他のモノとは音色に違いはありそうですか?勉強不足な質問ですいません・・・。

  2. NAOさん、おはです。
    Free The Toneさんも空間系作ってるのですか?…それは楽しみ。出来ればパラレルミキサーも作って頂きたいものです。
    理想はMidiで遠隔操作が出来てKillDry機能が付いているペダルで出来ればシーズ接続時に原音がデジタル変換されないタイプなんですがあまりないです。なんやかんやとStrymonになりました。ミキサーを使えば原音は関係ないですけどね。
    音色はStrymonの音色です(^^; Eventideはクール&透明感なEventideサウンドって印象がありますがそれと同じ様にStrymonもどのラインナップを弾いてもなんとなくStrymonサウンドに聞こえす←すんません答えになってません。
    リバーブやディレイにプラスするモジュレーションのかかり方が独特だったりってところがStrymonなんでしょうかね。ですので単純な(と言っては語弊がありますが)Digital Delayあたりをモジュレーションなし・KillDryで設定してミキサーでパラッた場合などは比較した事はありませんがあまり区別がつかないかもしれませんよ…ホントか?(^^;
    それと扱いやすさってのは重要ですよね。ツマミをいじっても何がどう変化してるのか分からないってのは困ります。
    ディレイ・リバーブ・モジュレーションの種類は2〜3種類ずつでいいのでもっと小さくして欲しいです。それを考えますとH9は魅力的なんですよね。
    って、全然答えになってない(^^; ご勘弁です。

  3. NAOさん、情報サンクスです。
    なるほどなるほど理想に近いです。これってツマミがないですね。で、よく見るとReal Time BPM Analizerって文字があってFree The Toneマークのうえに小さな穴が7つ程ありますね。もしかするとバッキングを感知して自動でBPM調整してくれる機能があるかもしれませんね。TC Heliconのラインナップでそんな機能があったような気がします。
    ステレオOUT希望です(笑)

  4. cont師匠、どもです。
    センス…(^^;;
    この色は好きです。実物は一番上の写真に近いです。
    Strymon/H9専用ファームウェアだけのことはありますが各スイッチにパイロットランプがあるともっと良かったと思います。

  5. Yoshiさん、そうなんです。これってツマミがないしおっしゃるようにBPMも自動感知かも?です。Free The Toneの林さんは最近のものをベンチマークしていらっしゃると思いますし、プロの方のフィードバックをかなり取り入れますので、音色や機能、操作性は恐らく間違いないと信じております(言いすぎでしょうか?完全信者です)Delay系はEventide、Strymon、tc等有名どころはトライしましたが、僕も音質はEventideが一番好きです。老舗tcもいいんですが若干あっさり目に聴こえますがコスパで使っております。個人的には今更ですがEventideのEclipseが良いのですがいかんせん価格が高すぎますしコスパという点で???です。H9はサイズといい必要機能といいやはり良さげですね?Free The Toneは楽しみです!

  6. NAOさん、おばんです。
    そんな感じしますよね。って、NAOさん、開発段階から買う気満々じゃないですか!!
    使い勝手はH9が面白いです。iPadで遠隔操作出来るのはやはり楽チンです。いちいちしゃがまないですみますしね。腰の悪い私には辛い動作です(^^; ボードに設置すると外すのも面倒です。パッチもiPad側に作っておいて必要なものだけH9へ流せるのは便利です。
    H9と言えばH9 Coreと言うのが発売されますね。H9は1台ずつシリアル登録なのでApp Centerでアルゴリズムを購入すると、仮に2台持ちの方ももう一方へ購入したアルゴリズムを流し込めません。納得いきませんよね。そこでCoreの出番です。筐体だけで中は空っぽ。だたし購入したアルゴリズムを入れ込むめる。既にH9を持ってる方で2台目が欲しい方はアルゴリズムがない分お安くなったCoreって事らしいです。
    TimeLineは音が同社製小型Delayに比べると若干細いと言われてますが設定次第でカバー出来るみたいですよ…って、他人事(^^; ずっとミキサーをかまして使っていたのであまり気にしなかったです。Mepなんかを前後どちらかに入れれば太さとか問題ないような気もします。
    Free The Toneのレビューを期待します!!

  7. Yoshiさん、いやいや製品は期待してはいるのですが私の場合問題はスペースなんですよ。バカチョンカメラのように必要なDelayとModulationだけ入っているせいぜいBOSSサイズのDelayなら即購入なんですが…。今回の新作Delayの小型版を逆に期待している次第です。

  8. NAOさん、どもでそ。
    サイズの問題は皆さん共通の悩みですよね。操作性、踏みやすさなどを考えますと一概に小さいサイズが良いとも言えませんしね。結局重さだったりなんでしょうか。軽ければBig Sizeのボードも許せるかも(^^;;

  9. Yoshiさん、H9ですがアルゴリズムをインストールした後はiPadとか使わず本体での音作りや細かな音色調整は可能なものでしたでしょうか?私は一旦音作りした後はそれほど音色等の設定は変えないのでサイズ的には魅力を感じてはいるのですが。楽器屋でじっくり時間をかけてトライをしなかったのでどこまでできたのか再確認したくすいませんがご教示ください。

  10. 凄いっす!!

    A-Fを生かすならCH1,2,3ごとのコントロール
    ただ、それぞれ何番になってんだ??
    的な情報がわかるんでしょうか?

    DisplayにCH,1,2,3で選ばれてるNoがわかればばっちりですね!

    個人的にはCH1つで、PGM番号ごとに曲ごとのパッチを作っていった方が管理しやすそうな気もしますね。

    ただ、凄いのは、その両方をMODE切り替えできるってところですよね!!
    色もブルー系で素晴らしいし。お見事です!!

    FTTのDelay現在の紫色の奴の発展系みたいでMIDI OKで原音アナログって・・・
    さすがは林さんわかってらっしゃいますな!

    価格は5万前後でしょうかね?
    もうちょいかな???
    安ければいいですね。

  11. NAOさん、ども。
    直接ではあまり調整したことありませんが出来ますよ。でも、もしiPhoneやiPadがございましたらそちらで設定が断然楽です。スタジオにiPad持参でリハしまして曲中で微調整が行なえました。インターフェイスが練られてるとは言え一目瞭然のiPadにはかないません。泡食ってミス入力も困りますからね。

  12. 主審さん、ども。
    Scrollig Modo時は各チャンネルのMidi機器の居場所は分かりません。最後に踏んだチャンネルだけは分かります。スイッチャーと3バカトリオを話して設置する場合は少し不便ですね。その場合はPreset Modeでマッピングする方が断然便利です。
    パイロットランプとPreset Nameの機能があれば申し分なしなんですけどね(^^;;

    FTTの紫の流れですか…せめてあのサイズならいいんですけどね。なんだかボードがデカくなりそうで怖い(^^;;

  13. Yoshiさん、ご教示ありがとうございます。やはりiPad等がある方が楽なんですねぇ~。他のBlog仲間の方もやはりiPadで…という具合に書いてありました。自宅で音作りしてiPad等持参せずスタジオ等で細かく調整したくてもできないというかミスも起こり得る場合があるかもしれませんね?なるほど!イメージがわきました。とりあえずありがとうございます!

  14. >NAOさん、おばんです。今日は寒の戻りで寒いです。
    いえいえ、大してお役に立てませんで(^^;
    iPad / iPhoneがあればそれにこした事が無いという事でしてそれが無くても十分調整は出来ますよ。ただ自分の場合…なんていいましょうかアナログな人間なのでツマミや目盛りが見えて無いとどうもピンとこなかったりします。
    BlueTooth接続はリアルタイムなので画面のツマミを回すと直に反応してくれます。またiPad側に1セット:100個分のパッチを名前をつけていくらでも?作っておけます。H9単体で使う時に最終的にiPadから書き換える感じです。iPadには工場出荷状態のパッチもそのまま残りますので気軽に調整保存出来るのは使いやすいです。
    …悪の勧誘ではありません(笑)

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