Power Cable (3)

hcr_medusa先日購入したAET Individual DesignのHCR AC EVOの続きである。初期状態だと堅めの音で、有る程度の時間通電をすると角がとれた音になってくる、所謂エージング処理をした後に本来の性能が発揮できると説明を受けていた。そこで先日来少しづつではあるがおよそ30時間程処理をしてきた。本来ならばスタジオへといきたいところだがとりあえず自宅で音出し…一刻も早くだね。
まずはアンプに付属で付いてきたケーブルでPower ON→Standby ON→マスターVolを上げる→音の大きさを確認→Standby OFF→Power OFF→ケーブルを交換→Power ON→Standby ON→音の大きさを確認、の手順で音量の比較をした。(メーカー・販売店とも一番大きく差がでるのは音量で、大げさな話付属のケーブルで5ならハイグレードケーブルでは4で同量の結果になるとの話だった。)
しかしである!!結果は…逆に音が下がった感があったのだ…何故?
実は購入した日に同じようなテストをしたのだが、その時も同じ結果だった。エージング処理とは関係なく音量の違いは新品時でも体感出来なくてはおかしいのだ。エージングは音の傾向(音色)を本来のものに落ち着かせる処理であり、音量には無関係が普通である…と説明を受けていた。ただ今回は高額な商品でもあり、なかば希望的観測でエージングにかけてみたのである。しかし同じ結果だった…がっかりである。
そこでメーカーに問い合わせてみることにした。すると、ありえない現象だと言うのだ。「このHCRはフラットに低域から高域までを出すように設計されているので、もしかすると付属のケーブルに無かった低域と高域がプラスされて逆にへこんで聴こえているのかも?しかしそれにしても音量が下がるのは今迄に経験が無い。」との事だった。製品の不良も考えられないが万が一の場合があるので交換して試して欲しいと言う事になった。で、面倒だったが交換となった。その際、光城精工の電源ケーブルMedusa KS-0 4100円を比較購入した。もったいないとは思ったが原因を探りたかったのだ。それにG-SystemやパワーサプライGigRig社のGeneratorで使い回せる。とりあえず明日初期比較してみたい。

Power Cable (3)」への4件のフィードバック

  1. メーカーのうたい文句と全く違うなんて酷い話ですよねぇ。
    大音量で試されていないのかな?どの音量領域で効果が解るのかは不明ですが。ぱっと聴きでも効果は解ると思いますね。

    電源ケーブルは、モンスター、Belden、中国製某社、日本製某社と4種類試しましたが、モンスターとBeldenは圧倒的に解像度、音量が勝っていましたよ。
    カールコードとBelden9395との違いぐらいありましたね。

  2. >やまさん、おはようさんです。
    ちょっとがっかりでした。まぁ交換したものが性能発揮してくれることを祈るばかりでございます。昨晩は音出しはしなかったのですが、袋から取り出しましたら以前のものと巻き方が逆だったのでほんのり期待していたりしています…全然関係ないですけど(^^;)位相が逆って事も考えられたり…。
    モンスターとBelden良かったすか?…買う前に意見を伺えば良かったかな。
    まぁメーカーもAETの製品に凄い自信をもってましたから悪い製品では無いと思ってます。←ハンパなく自負しておりました。
    様子みっすね。

  3. 音量に違いがあるなんて・・

    あまり想像してませんでした。
    艶や高域・中域のギターらしい音域の出っ張り引っ込みはあるのかなぁ?
    なんて漠然と思ってました。

    ケーブルの向きは関係ないですか?

    自分も沢山試してないし、
    高級品は試してないですが、
    Belden9395好きですね。
    8412とかもロックな感じでいいですね。

  4. >主審さん、おはです。
    違いがありました。昨晩のテストで判明しました。厳密に言うと出てない音が出てくるのでそう聴こえるのかもしれません。ほんのりと音圧が上がるようには聴こえました。
    まだスタジオで大音量で試していないので楽しみになりました。私もケーブルでそんな違いなんてと思ってました。
    ケーブルの向きその他もろもろ考えましたが先日まではどうやっても駄目でした。やはり不良品としか思えませんね…交換しましたら良い方向へいきました。
    エージングの30時間を返せって話です。

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