Road Worn #2

road_worn_4初日に続いて今晩はキモの削り作業となる。ペーパーでは木肌を出すのに時間と体力を消耗する事が初日の試し削りで分かったので簡易サンダーを使用した。今回使用のサンダーは株式会社TJMの木・アルミ・プラスティック研削工具その名も「サンダー」の中目。削り部分の刃先が細長の3角形になっているので工作しやすい。しかも400円台とお手頃だった。
さてさてだ、そりゃ躊躇しましたよ…でもこのままじゃ中途半端、勇気を振り絞ってザクっとしましたよ。ストラップピンのテール側表面を山が連なった感じに削った。流石のサンダーでも数回削った程度では木肌は出なかった。しかしこれが幸いしたのか木肌の部分とペイントがうまくぎざぎざな感じになり雰囲気が出た。写真(4)

road_worn_5続けてコーナー数ヶ所を削った。ギターの表面と違ってコーナーの部分は以外と簡単に木肌が現れた。ここまで来るとためらいは無くなった。イケイケ状態だった。
ペーパーやサンダーは大きく削るには申し分ないのだが打痕風の小さい丸傷は無理。Fenderのヴィンテージ処理はベルトのバックルを束ねて使ってると聞いた事があるのだがその先どうやるのか?なので諦めた。まさか鞭打つって事ではないよな(笑)そこでそこそこ重量のある金ヤスリを使ってみることにした。15cm位の距離から落下させる気持ちで軽く叩いてみた。結構上手くいったと思う。写真(5)

road_worn_6しかしちょっとやりすぎるとこうなる。なんかすぐボロボロっといきそうだ。写真(3)まぁ力加減と美的センスは重要な要素になる事は間違いのないところか。(微)
でもでも、だいたいこの辺は物にぶつかりやすい箇所とかスリスリしやすい箇所って~のが頭にあればそれなりの自然?な感じに仕上がるんじゃないかな…って~のがヴィンテージ加工素人の私の感想なのだ。あっ、勇気は必要ね。思った以上に上手くいってるかも?

2日目を終えて気付いた事…外しておいたネックを手に取ってみるとちょい順ぞりしていたはずがストレートぎみに戻り始めていた。仕上げを急がないと逆ぞりになっちまう?(笑)

明晩は仕上げ?