Cali76 Compact Deluxe

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何故か、コンプ…いってしまいました。以前から気になっていたOrigin Effect Cali76の小型版、原音とのMixツマミのついたCompact Deluxeであります。

コンパクトと申しましても幅はMXRより一回り、んっ?二周り?り大きく、奥行きが妙に長いです。Web等の写真では大して変わらないのかなと思いましたが、並べますと結構でかいです。しかもパッチケーブルのIN / OUTがサイドでなしにトップにあるのでボードに配置した場合さらに奥行き方向にスペースが必要となります。
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以下代理店の説明です。

・100%クラスAディスクリート回路
・超高速レスポンスFETコンプレッサー
・スタジオグレード・ディスクリート・プリアンプ
・別個コントロール可能なAttack/Release/Ratio
・パラレル・コンプレッション用DRYコントロール
・3段階の色変化で現すGRメーター
・ギター用に最適化
・高電流/ローノイズ仕様
・ワイドな周波数特性
・高インピーダンス入力
・静音スイッチ
・信号劣化の少ない高品位バイパスモード
・厳選された高級パーツ使用
・9 – 18V ACアダプター駆動
・W66/H41(ノブ含59)/D138(ジャック含142)mm
・Designed and built in England
UREI 1176の設計とプロダクト・デザインを忠実に再現しクラスAディスクリート回路を搭載したオリジナルCali76は、スタジオ・クオリティの1176タイプ・コンプレッションを再現する壮大かつ華麗なコンプレッサー・ペダルです。

昨今UREIもその一つですがスタジオ系を狙ったコンプが増えて来てますね。
でね、「壮大かつ華麗って」…うぉっ、なんだか凄いじゃん!!てな訳で飛びついてしまいました…気になる事はございましたがね。

DRY :コンプレッションされていない音のミックス。←これグッジョブよね。
OUT :ON / OFFでのバランスをとる。←少し上げてBooster的な使い方もありか。
IN :インプットゲインでゲインが低すぎるとThresholdに到達しないのでコンプがかからない。
Ratio :Thresholdを超えた信号を19%から3%の間で圧縮(3%ではほぼリミッター的な使用も可)。
Attac :半時計周りでアタックタイムが長くなる。←圧縮し終わるまでの時間ですな。
Relese :半時計周りでコンプのかかり始めから何もしてない状態になるまでの時間をコントロール。

ThresholdはRatioの可変に伴いそれぞれの値に適した数値をメーカーが設定しているみたいです。
センターにパイロットランプがあり、コンプレッション無し:赤、コンプレッション:オレンジ〜強烈なコンプレッション:明るい黄色と変化します。
INツマミ(入力ゲイン)を調整する場合、自分は明るい黄色になる度合いで決める感じか(録音などする時のピークシグナル的に捉えるといいましょうか…)。
RatioやAttacは通常のコンプと同じ感覚で調整できます。自分はあまりパーカッシブなサウンドにせずナチュラルコンプになるよう設定しました(12時近辺)。そこにDRYをミックスしてよりナチュラルにするも良し、DRYゼロでThe Copm的に使うも良しです。

さて、先ほど記した「気になること」ですが、説明にある「信号劣化の少ない高品位バイパスモード」の事でありました。メーカー英文の説明ですと「High-quality “signal-conditioning” bypass mode」となっております。なんだコンディショニングって??
つまりTrue Bypassでありませんでスルー音も内部回路を通る所謂Buffer仕様となっておりました(電源抜くと音が出ないので多分そうだと思います)。そのお陰でスイッチングノイズはありませんが原音の変化が無いとはいえません。True Bypass仕様のCompでスイッチングした時に「ボツッ音」が出ないのってなかなかないですよね。痛し痒しですね。得てしてBufferを通りますとカリカリ成分が増えたりするのですが、こやつは少し丸まった傾向にあるみたいです。クリーントーンにおいてはまったく問題無くかえって好みの響きになるのですが、歪ませた場合巻き弦を弾いた時のジンジンした元気の良い感じが少し失せます。ちょっと残念なところでした。
テストは9Vの電池で試したのですがあっと言う間に電池残量が切れてしまったのか正常に動作しません…電池食い虫です。チェッカーで電池を計測すると6割程度の残だったのである程度のパワーがないとダメみたいです(電池での使用は無しって事ですね)。そこで電池を2つ用意しなんちゃって18Vでテストしますと(しつこいです)…な、な、なんとバイパス音も変わった感じがするではありませんか。
調べますと確かに説明書には「ベストな性能を得るには18Vのパワーを使ってください。ヘッドルームを稼ぎ、通常のギターの信号のよりクーンな処理を可能にする。またアクティブなギターピックアップなどのホットシグナルの扱いを可能にします。」とありました…バイパス音の変化もこの事なのか?Tyler使う時は18Vなのか?

ほんとかどうかちゃんとした電源環境でもう少しテストしないとあかんです。

続く。

Fender Music Backstage

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FenderのShowcase [ Fender Music Backstage ]へ行って来ました。一度は訪れたいと思ってましたがなかなかチャンスがなくやっと念願かないました。
渋谷区某所の地下秘密基地ですね。入口にはライトアップ看板、螺旋階段を下りビロードのカーテンをくぐるとそこは…(笑)

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入口脇の壁面にはアーティストがサインした色とりどりのボディがジグゾーパズルの様に散りばめられていました。

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少し先にはリペアー工房。楽しそうな室内です。こんな部屋欲しいですな。

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Custom Shop LOGOを過ぎると立派なサロンが広がります。

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こんな場所で友達と音楽談義で一献出来たら最高でしょうね!!

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ソファー脇にアンプ、壁一面のギターキャビネットにゴージャスなお子達。いやー素晴らしい。

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他、ちゃんとした試奏ルームもあるみたいですが、それは今後機会があれば。試奏したら持ち帰らないといけない雰囲気だものね(笑)

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Gibsonも素晴らしかったですが、流石Fenderです。二大巨塔恐るべしであります。
滞在1時間と短い時間ではありましたが良い経験が出来ました。

鳥山雄司 feat PYRAMID

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Billboard Live 2ndステージをば。
昨年発売された鳥山さんのアルバム『3×5』(スリー・バイ・ファイヴ)のリリース記念ライブ。
なんとスペシャルゲストでT-SQUAREのリーダー安藤正容が参戦でした。
PYRAMIDを見るのは今回で2度目、前回はまだ私がTylerを所有していなかったので今回は特に楽しみにしておりました。

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鳥山雄司 / Yuji Toriyama(Guitar)
神保彰 / Akira Jinbo(Drums)
和泉宏隆 / Hirotaka Izumi(Piano,Keyboard)
鳥越啓介 (Bass)
大島俊一 (Keyboard)

Special Guest:
安藤正容 / Masahiro Ando(Guitar)

『3×5』(スリー・バイ・ファイヴ)はアコースティックが高うございまして、中盤まではSadowsky Jimmy Brunoとアコースティックナイロンでの美しいナンバーが続きました。
途中安藤さんが参戦してからは全開モード、ガツンといってくれました。神保さんすげーは!!見入っちゃう!!
こちら安藤さんの機材。
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そして足元達。名器と呼ばれるお子達が並んでおります。Tone最高!!貫禄ある素晴らしい演奏でした。
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続いて鳥山さんの機材。白い方は出番無しでした。
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流石御本人が所有する御自身モデルあります…ネックからしてゴイスーです。
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それはマッチングヘッドのペイント越しにも見る事が出来ます。
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個体差はありましょうが一番気になっていたピックアップの高さもやや確認出来ました。手前ネジ山の高さでなんとなく判断出来ます。
でね、各ピックアップのディップスイッチは終始Humセッティングで、Boostスイッチも入りっぱなしでした。写真ではBoost量がほぼMaxに見えます…演奏途中でぐっと下げてました。
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ラック機材達。あれっ、期待していたあれが無い?
toriyama_f_pyramid_08ライン出しなのかアンプなのか???別写真からはCarrのSlant 6Vが確認出来ます。でもキャビが見当たりません???
最前列にお客様が結構残ってましてじっくり見れませんでした(^^;

こちら本日のEffect Board。
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Tylerとナイロン…どこのだろっ? Slant 6Vはありますがキャビが無し。
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本年はそろそろPyramidでの活動を再開していきたいと仰ってました。楽しみです。

JEFF BECK

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永遠のロック少年健在!!

東京国際フォーラムA館にて初のジェフ様でした。白いストラトをもって登場…分かっていても興奮しました!!
今回の来日公演は「デビュー50周年」を記念したライヴということになっていたもよう。ブルース、ロック、フージョン、初期の作品から2017のサウンドと50年が凝縮した珠玉のステージでした。
Toneも流石だし、なんだろう?とにかくかっちょいいのよね。MC無しで20曲オーバーを一気に駆け抜ける御歳72とは思えないステージに感動の巻きでした。

正面を向いているアンプのキャビは後ろに向き、サイド下手側にJeff様に向けてもう一台。
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足元は…残念ながら見えませんでした。
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こちらPAその1
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その2
la_mere_poulard_13ステージから客席を見た風景
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SET LIST

1.The Revolution Will Be Televised
2.Freeway Jam
3.Lonnie on the Move
4.Live in the Dark
5.The Ballad of the Jersey Wives
6.You Know You Know
7.Morning Dew
8.A Change Is Gonna Come
9.Big Block
10. Cause We’ve Ended as Lovers
11.O.I.L.
12. Thugs Club
13. Scared for the Children
14. Beck’s Bolero
15.Blue Wind
16. Rollin’ and Tumblin’
17. Superstition
18. Right Now

Encore 1
1.Goodby Pork Pie Hat~Brush With The Blues
2.A Day in the Life(Beatles)
Encore 2
Freeway Jam〜Going Down

▪︎ロンダ・スミス(B)
▪︎ジョナサン・ジョセフ(Ds)
▪︎カーメン・ヴァンデンバーグ(G)
▪︎ロージー・ボーンズ(Vo)
▪︎ジミー・ホール(Vo)

ベックの前に

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東京国際フォーラムA館1階にあるラ・メール・プラール (la mere poulard)でライブの前にお食事でした。
こちらおフランスはモンサンミッシェルの有名ふわっふわオムレツのお店であります。1度は行ってみたかったお店でしてジェフ様のお陰で食する事ができました。
料理は3千円ちょいでコースが楽しめるとてもリーズナブルなお店でした。
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私は期間限定?のノルマンディーコースを妻はBコース。それとサイドメニューとしてホタテ貝のマルミット。
こちらノンアルコールのベリーのモヒート…だったか?爽やかで美味でした。
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妻のBコースはマリネした海老のサラダをシェア
la_mere_poulard_05んで、こちらがふわっふわなオムレツ。これでハーフサイズ(妻のコースは1人前のサイズでした。玉子3個分だとか)
思っていた以上にふがふが…泡立ってる感じか。
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んんん、旨いけどどうしてもまた食べたいって程ではなかったかな。
つづいて子羊のソテー。
la_mere_poulard_06これは旨かった!!ソースもナイスだし付け合わせのガーリック風味で小粒のグリーンピースがまた良い。芋はインカの目覚めかな?こちらもインゲンの食感と相まって◎よいディッシュでした。
サイドメニューのホタテのマルミット。
la_mere_poulard_07マルミットってフランス語で鍋って事みたいで、このマルミットは料理はジャガイモのクリームシチューにホタテが浮いている感じのものでした。熱々をいただけました。
この店ジャガイモ率が高いです。他フレンチフライもありましたので暫く芋はもういいです…と思うくらいいっちゃいました。

デザートはチョイスでフォンダンショコラと塩キャラメルクレープにしました。クレープはちょっとキツかった(^^; 驚きの見た目だけでお味は…。
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FLIR ONE

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ガジェットネタ。
サーモグラフィって言うのでしょうか、FLIR ONEと言うiOS(iPhone)で駆動のグッズをゲットでした。アンドロイド用もありますね。フリアーって発音するのから?
こんなモノ普通は使いませんよね。会社の建物検査にいろいろと便利そうなので試す事にしました。
専門家が使う建物検査用や電線等の検査用専用機は高額なためとても素人が買える代物ではありません。こやつは安くはありませんが、自分で調査が出来れば逆に経費削減になるのではと…Apple Storeでポチってしまいました。

主立った用途は…
室内の温度分布…冷気がどこから侵入しているのも分かりますので、今の時期なら部屋を効率よく温められるよう対策できますね。
熱や漏水箇所を探し出すことができます…これも便利、電源ケーブル等の異常が分かり易いかも。
暗闇や濃霧での侵入者の検出…これマニア向けか(笑)
こんな事が出来るみたいです。

使い方は簡単!!専用APPをダウンロードし、LightningコネクタでiPhoneとドッキング、電源ONでプレデター目線の世界が広がります。モニター画像をビデオ録画・写真撮影する事も出来ますので後でじっくりと解析出来るのは良いです。(本体は事前に付属のUSBケーブルで充電。フルで1時間程度使用可能:スマホのバッテリーを消耗しません)

お試しその1
中央ターゲットの温度が表示されます。
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お試しその2
プラグが熱そうに見えますが…んなぁーこたーない。カラー表示の方法がいくつかあって調整可能です…多分(^^;
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暫くはやたらとチェックしそう(笑)

2017のはじまり

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謹賀新年なのであります。本年もボチボチっと、スローペースにはなりますが、んっ忘れた頃に投稿?となりそうです(by 初笑い)

上写真は昨年末に購入したXotic SoulDriven AH、Allen Hindsさんのシグネチャーモデルですね。Allenさんは他にもキャビの製作者で有名なBob Burtからシグネチャーモデルを出してます。本人が仰るようにToneノブとMid Boostノブが良い感じに効きまして、竿やピックアップによる鳴りの違いに対しても良いスポットを見つけ易い感じです。Toneのブは流石にMaxだととんがりますがMidBoostとのコンビネーションで痛い成分が抑えられたりします。MidBoostは(アンプのプレゼンスに若干ニュアンスが似てる?)程よくパンチが効きます…コンビネーションでベスポジ見つけるの楽しいです。あっ、別にレビューをするつもりでは無かったのでこのへんで…ついついです。昨年末は時間があればこやつを楽しんでおりました(笑)

それと…
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9月からジョギングを再開しまして、マジ3キロ走るのいっぱいいっぱいだったのですが11月頃から10キロオーバーになりまして、12月はなんとほぼ1日おきに12キロ!!日が暮れてから暗闇の中をひたすらオヤジジョグっす。ワークアウト後は身体がボロボロなのでまだまだ体力・筋力が気力に追いついてない状態です。長年運動不足してましたツケですな。
でね、自分としてはかなーり久し振りになりますが12月29日に20キロオーバーを走りまして…自分で自分を褒めてやりました(笑)
てな訳で、今後はほどほどにではございますがワークアウト続けたいと思います…ギター抱える時間が減っちゃうかも(^^;

皆様本年もどうぞ宜しくお願い致します。

Landau 57 Stratocaster

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Fender Michael Landauの2ハム(Lollar Imperial PickupsのPearlカバーオプションのモノ)ストラトをば。
一昨年だったかSteve Gaddのバンドで来日した辺りから使い出したブロンド57の不思議ちゃんモデルをカスタムショップはJason Smith氏の手により作られたレプリカとなります。
そもそも2ハムの57ストラトが存在したのかが分かりません、LandauさんがJasonさんにリクエストオーダーしたのではと言う話もございます。57をベースにシェルタイプのカバーを付けたハムを微妙な位置へセッティング(多分)した謎仕様のストラトなのでございます。
私は今年3月東京丸の内Cotton Clubでの公演で見まして…Landauさん自分が購入したLandauモデル63フェスタレッド使ってないじゃん、何?あの黄ばんだやつ?でした。残念だった事とブロンドのご機嫌サウンドは覚えております(^^;
楽器店も気になったのか同スペックでオーダーするも受けてもらえなかったみたいで、いずれLandauモデルとして発売?と想像しておりました。

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クローゼットクラシックという事でチームビルド仕様のLandauモデルの汚ったねぇヴィンテージレリック(笑)ではなく自然な経年劣化風な仕上げとなってます。それと艶消し気味です。ハードレリックと違ってクロスがけする気にさせるボディです(爆)…これじゃーね(下写真63フェスタレッドのLandauモデル)
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こちらは普通に奇麗よねw
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ボディにはレリックによる傷は無し、ブロンドが少し日焼けした黄色味がかったカラーでアッシュの木目が薄く透き通って見えます。(写真よりほんのちょい黄色の成分があるかな?)各金属パーツは若干サビが浮き出ているライトレリック。見た目とても雰囲気があり素敵です。
michael_landau_hh_01こちら背面…63フェスタレッドとは違い過ぎよね(^^; クローゼットクラッシックなのでカバーも若干黄色みがかった方がもっと雰囲気あったのに…紛失して新品あしらえたみたいに見えます。
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ネック(背面)は使い込まれたふう(3〜12フレットの裏あたりの塗装が弾きこんで剥げた感じ)。湿度変化が厳しい季節は気を使いますな。
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出音はシングルともハムとも言い難く…良いとこ取りって…事でもなく…ブーミーさの無いフロントはハムとは思えず、リアは流石にハムっぽいのですが、ハーフトーンはこれまた独特な感じがしまして…ハムの竿を弾いているとは思えずです…レビューではないですね。リアはノイズレスピックアップより??…うーんなんとも??
個人的には買ったからって事ではなく良いサウンドだなぁと思ってます(^^; こやつのフロントは気持ちが良い、上手い方が弾けばカッティングもキレッキレでしょう。太いですしボリューム軽く絞った音もLandauくんです。音決めの肝は軽量アッシュに変則位置のハム、メイプルの指板、プラスJasonさんの調味料ってとこでしょうか。

この個体は3.2kg台でして重さによる違いはあれど上記感想が57Michaelとしてのサウンド傾向ではないかと勝手に思っております。現在日本にある個体では3kg台や3.1kg台もあるみたいで、多分この子に比べて少しスウィートなサウンドなのではと想像がつきますね。

2016は年の初めにLP熱が再燃、偶然居合わせたディメンションの増崎さんにも試奏していただいて購入したLP57ゴールドトップ、その一月後極上のLP59バーストに出会いMartin ooo45と交換、年の瀬(この日はショップに小野リサさんがいらっしゃいました)にLandau57と3竿もいってしまった…罪悪感もなきにしもあらず。年3本はギター人生初でした。

以下山野楽器のウェブサイトより・・・・・・・・ちと褒めすぎではありますが(笑)
このギターが本日入荷なのを知っていたので、朝からソワソワしておりました。
先日、Blue Noteで実物の音を体感してしまったので尚更期待が高まっておりました。
さらに先日、Michael Landauと対談をした国内某大物ギタリストから、ご本人のギターを触らせてもらった際の感想を直に聞いていたものですから、もうギターの到着が待ちきれず搬入口で宅配業者を待ってしまったほどです。

Michael Landauをここ最近、動画ではたまたライブで観る度疑問に思っていたことがようやく判りました。
Q①ハムなのにあんなシングルコイルみたいな音でカッティング出来るモノなの?
Q②ODセッティングでPUポジションをフロントにし5、6弦を弾いた際あんなタイトで速いボトムって出るモノなの?

A①コイルタップが付いてるorブレンダーが付いてるのであろうと思っておりましたが
実際はPUセレクターは3ポジションでフロント、ミックス、リアといたって普通でコントロールは手前からマスターVol.、フロントトーン、リアトーンとこれまた普通。ただ、PUがLollarのImperial Humなのですが、このギターとの相性が良いのかギター側のVol.を絞ると途端に、最近のLandauで聴くことが出来るあの極上シングルコイルライクなサウンドが出ちゃうんです。私が弾いたって出ちゃいます(笑)

A②これもPUとギターウッドマテリアルとの組み合わせの妙だと思いますが何てことはない、このギターを歪ませさえすれば、Landauのように太いがタイトな、速くキレのあるボトムが得られるんです。
POTの値が250kΩなのですが、通常500kΩのところを250kΩにしているところに何か秘訣があるのでしょうか?
でも、Fenderのギターでハムバッカー搭載のモデルでは250kΩを用いてるケースを良く見かけますのでFenderとして特別な意図があったのかは微妙です。

個人的な話ですが、圧倒的ローズ指板派な私ですがこのギターだけはメイプルが正解ですし、メイプルだからこその好影響なのだと思います。
こんなサウンドバリエーションが得られるのであれば2ハム、アッシュボディー、メイプル指板のストラトはスタジオ・ミュージシャンの新たな大定番となるかも知れません。これは流行りそうです。

このギターがなぜこんな音が出るのか?Jason Smithならではの事なのか?スペックの妙なのか?
まだまだ謎な部分も多いので、ちょっと分析、研究してみます。

Fender Custom Shop
Master Built Series Jason Smith Michael Landau 1957 Stratocaster C.C.(クローゼットクラシック)

色:ブロンド系状態:S :新品ピックアップ:パッシブピックアップ構成:HHフレット数:21フレットネックスケール:ロングボディ材:アッシュトレモロ:シンクロタイプ指板材:メイプルネックジョイント:デタッチャブル(ボルトオン)ネック材:メイプル付属品:ハードケース、保証書(保証書にはJason Smith氏とMichael Landau氏の直筆のサインがしてあります)

再開、ジョギング

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もしかしたら走るのは2010年以来かもしれない。
やばいくらいにお腹がポッコリひょうたん島になっちまったので思い切って再開です。あっ、ジョギングね。10年前は週に60〜70キロ走ってましたが膝を痛めてしまって走るの止めてました。走れない事はなかったのだけど走り始めて7kmを過ぎるくらいから痛みが出るようになったのでヤバいなと思って…。

でね、また痛みが出るのは怖いのでちと奮発してクッション性の高いシューズを購入。人生初のアシックスかもしれない(笑)なんだろっ、舗道でもふかふかな芝生の上を走っている感じがします。とりあえず準備は万端。

近くの公園には1周650メートルのトラックがありまして、とりあえず10周くらいからかなと走り出しますと…まぁ、なんという事でしょう(byビフォーアフター)、体が重い重い…こりゃやばいぞっ。3周もすると息が上がりふらふら状態。途中水道で水浴び&水分補給、速度を緩め、自然と地面を見つめるように。相当な運動不足、鈍ってますな。なんとか8周したとことでギブ。腰を下ろして息が整うまで30分くらい休憩しました。たぶん周りでくたくたな走りを見てた方は「あのオヤジやべーんじゃね?」と思ったはず(^^;

帰宅後は太もも、ふくらはぎにアンメルツ…ちゃんとケアしましたが翌日は足が痛くて歩けない&階段が辛い…こりゃ大変だ。
がしかし、そんな初日ではありましたが始めたからには目標「1日おき」はこなしたいと、それと初日に苦労した8周を楽しく走れるよう辛いの我慢して走り続けました。甲斐があってか7回目の出撃あたりから走り慣れて来ましてだいぶペースも良くなって来ました。この調子でスピードアップと思っておりましたがなんだか股関節のつけねと膝に危惧していた痛みが…。筋力が衰えてるところに重い身体を支えてるわけですから当然ですね。医者で看てもらうとと少し変形しているとの事、走るの止めないでも大丈夫だけど痛みの様子をみながらにして下さいと診断でした。あちゃーですよ。ロキソニンの錠剤、筋肉を柔らかくする薬、それとロキソニンの貼り薬を処方。只今あっちこっち貼り薬だらけです(汗)

9月に初めまだまだ辛いだけですけど1日おきを守り現在なんとか10キロ程頑張れるようになりました。Apple Watch2のワークアウトの結果も楽しみなんです。

寺尾聡さんのライブ

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ビルボード東京で寺尾聡さんのライブでした。【2016 AKIRA TERAO The Precious Live Tokyo
】今日は2nd stageをば。
先月の結婚記念日のお祝いとしてこのステージを楽しみました…記念日がちょうど予約日でしてそれでチョイスしました。
なんでもあっという間にソウルドアウトになったらしく予約できたのが奇跡…運が良かったのかな。

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寺尾 聰 / Akira Terao (Vocals, Bass)
今 剛 / Tsuyoshi Kon (Guitar)
高水 健司 / Kenji Takamizu (Bass)
山木 秀夫 / Hideo Yamaki (Drums)
森 俊之 / Toshiyuki Mori (Keyboards)
松山 文哉 / Fumiya Matsuyama (Keyboards)
三沢 またろう / Mataro Misawa (Percussions)
藤田 真由美 / Mayumi Fujita (Chorus)
比山 貴咏史 / Kiyoshi Hiyama (Chorus)

ご覧の布陣、メンバーがゴイスーなので楽しみにしてましたが、やはり楽しかった(笑)完全にAORですな。歌謡曲っぽいのも散りばめられておりましたが我々の世代には馴染みます。
で、やはり今さんに目が行っちまいました。

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Axe-Fxなんですが随分生っぽい音がしてました。作り込んでますねぇー。はねた後にテックの方にお話を聞きまして参考にしようと思いました…写真のレスポールの音作りね。ビンテージではなく最近のって仰ってましたから自分のと同じHistricシリーズかもしれません。

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1stステージは次に2ndがありますので予定通りだったらしいのですが、2ndはMCも酒も曲もたっぷり、なにより低音の魅力…素敵なステージでした。
客席の布陣もさすが!女優の石井杏奈さん、工藤公康監督、早見優さん、南果歩さん、小倉智昭さん、他多数…大御所ともなると業界関係者も大勢駆けつけますね。